低用量ピルを始めるきっかけって?
低用量ピルは避妊のためだけでなく、さまざまな症状や悩みに役立つ薬です。
「気にはなっていたけれど、きっかけがなくて…」という方も多く、実際には日常の不便や体調変化、既にピルを使っている知人友人との情報交換が受診のきっかけになるケースが少なくありません。
ピルの服用についてハードルが高く感じている方の参考になればと思い紹介します。

よくある“ピルを始めるきっかけ”
生理痛やPMSがしんどい
仕事に集中できない、学校を休むことがある、家事が手につかない──
生理痛やPMS(イライラ・気分の変動・頭痛など)が強くなると、生活リズムが乱れやすくなります。
毎月のことですから、ラクに過ごしたいと思うのはごく当たり前のことです。ピルを服用することで驚くほど快適になった、という方も少なくありません。
※生理痛が強い場合は何らかの疾患が原因の可能性もあります。受診時にご相談ください。
生理周期が安定せず、予定が立てにくい
旅行や仕事のイベント、試験など、大事な予定と月経が重なって困るという経験は多いもの。
そのたびにストレスがかかり、「もう少し自分で周期を管理したい」という理由でピルを選ぶ人もいます。
避妊について確実な方法を探したい
- コンドームの失敗が気になる、不安
- パートナーとの関係をより安心して過ごしたい
- 将来の妊娠を見据えて体を整えたい
といった、前向きな理由で始める方が増えています。
肌荒れやニキビが気になってきた
ホルモンバランスの乱れで繰り返すニキビに悩み、ピルを選ぶ人も少なくありません。
特にストレスや睡眠不足が続く時期は肌の揺らぎが強く、
「皮膚科で勧められた」「調べたら良さそうだった」という理由でピルに興味を持つことがあります。
周りの友人やSNSをきっかけに興味を持った
最近はSNSやYouTubeで多くの情報が発信されており、
“友だちが使っていて良かった” “情報を調べてみたら不安が減った”
といったきっかけで受診する方も増えています。
ピルを始めるときによくあるご質問
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オンラインクリニックのピル処方でもいいのでは?
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オンラインクリニックも便利ですが、直接対面で受診してピルを処方してもらうメリットは大きいです。
特にこれからピルの服用をはじめる、という方は血液検査や血圧をチェックできる直接受診が望ましいでしょう。また、体調の変化や気になる症状をその場で相談でき、ピルの種類の変更や調整が手軽なのも大きな利点です。
また、オンラインクリニックはピルの送料が別途かかったり、診察費に含まれることで、対面受診より割高になることもあります。
当院は札幌駅直結なので、忙しくても定期的に通いやすいとご好評いただいています。
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ピルは勝手にやめてもいい?
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妊娠を考える場合は勝手にやめてもよいのですが、別の事情でやめることを考えている場合は相談してください。飲んだり飲まなかったりすることで、血栓症のリスクが上昇することがあります
小さなきっかけで生活がラクになるかも
低用量ピルは、自分の生活リズムや体の状態を整えるための“選択肢のひとつ”です。
始める理由が明確でなくても大丈夫。
「なんとなく気になっている」
「今より少しでも毎日を楽にしたい」
まずは女性医師に相談しにお越しください。
ピルの処方は札幌駅直結Norikoウィメンズヘルスクリニックへ
ピルの服用で大切なのは「毎日、できれば決まった時間に飲む」こと。手持ちを切らしたなどの理由で飲まずにいると不正出血に繋がったり、休止と服用を繰り返すと副作用のリスクが高くなることもあります。
そのような事態を避けるためにも、生活圏の中で通いやすいクリニックを見つけることが大切です。
当院は札幌駅北口に面し、地下道で直結なので、年中通いやすい立地にあります。近隣に通勤・通学をされている幅広い世代の女性が受診しています。
ピルのご相談は是非Norikoウィメンズヘルスクリニックへお越しください。
執筆者

Norikoウィメンズヘルスクリニック
院長 寺田 倫子
2007年札幌医科大学卒業。札幌医科大学病院、砂川市立病院、NTT東日本札幌病院、市立釧路総合病院、東豊病院などでの勤務を経て、Norikoウィメンズヘルスクリニックを開院。産婦人科専門医、母体保護指定医、臨床遺伝専門医、細胞診専門医、がん治療認定医、腹腔鏡技術認定医、子宮鏡技術認定医、医学博士。


