中絶を考えている方へ まずは受診して正確な情報を得ましょう

中絶を考えている方へ

妊娠がわかったとき、喜びだけでなく不安や戸惑いが生まれるのはごく自然なことです。そこにはひとりひとり様々な事情があります。
医療者としてお伝えしたいのは、中絶を考えることは決して珍しいことではなく、健康や生活背景をふまえた大切な判断のひとつだということです。

しかし、どうしていいかわからずに一人で不安を抱え込んでしまうケースもよくみられます。

また、インターネット上の情報は必ずしも最新とはいえず、あなた個人のケースには当てはまらないものもあります。

まずは落ち着いて、現状を把握し正しい情報を得るためにもクリニックを受診しましょう。

中絶の相談は札幌駅直結のNorikoウィメンズヘルスクリニックへ

中絶の相談をするのは気が重い、という方もいるかもしれません。しかし中絶の方法や受けられる医療、費用は妊娠週数によって大きく変わります。

週数が進むほど選択肢が限られていくため、早めの受診が最も大切です。

Norikoウィメンズヘルスクリニックでは女性医師が丁寧にご説明いたします。スタッフも全員女性です。どうか勇気を出してご来院ください。

複数の専門医資格を持つ女性医師が診察します

産婦人科専門医・産婦人科指導医のほか、母体保護指定医、産婦人科内視鏡学会腹腔鏡技術認定医(腹腔鏡、子宮鏡)、医学博士などといった複数の専門医資格を有しています。どうぞ安心してご相談ください。

札幌駅直結だから便利、安心。駐車場もご利用いただけます

当院はJR札幌駅、地下鉄さっぽろ駅と地下道で繋がっています。中絶での受診は気持ちが落ち込んだり、身体への負担があったり、楽なものではありません。天気などの環境によってさらに揺らぐこともあるでしょう。ご自宅までスムーズに帰りたいときも便利です。また、複数のクリニックが入居するビル内にあるので、産婦人科に通っていることを知られたくない、という方も安心してお越しいただけます。

当ビルの駐車場をご利用の方は1時間まで無料です。受付でお申し出ください。

当院では手術と薬による中絶が選べます

中絶には、主に 12週未満の「初期中絶」 と、12週以降〜22週未満の「中期中絶」 があります。
方法や負担は週数によって異なります。

外科的手術(吸引法・掻把法)

吸引法は、子宮内容物を吸い出す方法です。一般的に子宮の内膜に傷がつきにくく手術と麻酔の時間が短くなると説明されています。

当院では体の負担が少ない時期に手術を施行できるように最適な手術日を選択することを心がけています。

  • 手術時間 約5〜10分
  • 手術当日のクリニック滞在時間は4時間程度
  • 入院が必要となる12週以降の中絶には対応していません。
  • 手術翌日と7日後の2回の診察が必要です。術後のフォローはとても大切です。
費用132,000円(術前検査含む)
対応可能な週数妊娠初期(12週未満)

お薬による中絶(メフィーゴパック)

子宮内処置を行わないため、身体への負担が比較的軽く済みます。

指定された間隔を空けて2種類のお薬を飲み、妊娠を止めたうえで子宮を収縮させ、生理時のように自然な排出を促します。

  • 1剤目の内服は院内で行います。
  • 1剤目内服の2日後の朝一に2剤目を服用します。ほとんどの場合8時間以内に妊娠組織の排出が始まります。
  • 妊娠初期(9週0日以下)に限ります。また、事前検査で子宮外妊娠であることが判明した場合も使用できません。
費用148,700円(術前検査含む)
対応可能な週数妊娠初期(9週未満)

※経口中絶薬について

日本では登録された医療機関と指定医師の下でのみ使用可能です。個人輸入などで入手した薬を使用することは法律違反であり、健康を大きく損なう可能性もあり大変危険です。絶対にやめましょう。

6. 最後に

中絶を考えることは、心身ともに負担の大きい経験です。どうか、ひとりで抱え込まないでください。
当院の医師やスタッフはあなたの気持ちを尊重し、無理に決断を迫ることはしません。
安心して過ごせるよう、寄り添いながら丁寧にサポートします。

執筆者

Norikoウィメンズヘルスクリニック
院長 寺田 倫子

2007年札幌医科大学卒業。札幌医科大学病院、砂川市立病院、NTT東日本札幌病院、市立釧路総合病院、東豊病院などでの勤務を経て、Norikoウィメンズヘルスクリニックを開院。産婦人科専門医、母体保護指定医、臨床遺伝専門医、細胞診専門医、がん治療認定医、腹腔鏡技術認定医、子宮鏡技術認定医、医学博士。