生理(月経)の移動

試験、旅行、仕事などで生理を移動させたい時はお気軽にご相談下さい。
問診などで異常がなければ、検査などは必要ありません。
中用量ピルを飲む事になります。
中用量ピルの副作用には、吐き気、頭痛などがあります。
薬を飲んでいる間こういった症状が続く場合もあります。
そういった可能性が強い場合や現実に出現した場合には、吐き気止めや頭痛薬などのお薬を処方することもできます。

生理を遅らせたい場合

最も早く来ると考えられる生理予定日の1週間前には受診して下さい。
生理が最も早く来ると考えられる日の5日前から生理が来てほしくない日まで1日1錠中用量ピルを飲み続けます。
飲み終えてから1週間以内に生理が来ます。

利  点 正しく服用すればほぼ確実に月経が遅らせることが可能です。
欠  点 ピル内服による副作用がでた場合には、逆に辛くなる事です。

生理を早めたい場合

生理が始まったらすぐに受診して下さい。
生理5日目から1日1錠中用量ピルを10~14日間飲み続けます。
飲み終えてから1週間以内に生理が来ます。

利  点 月経を避けたい期間に、薬を飲まなくてよい。
欠  点 薬の内服期間中に少量の出血が持続する可能性があります。